『最高の脳で働く方法』を読んでいます。
今日は第1章の最後のパートを読みました。
これまで、シーン1からシーン6までさまざまな脳の働きについて見てきて、私たち脳や心にはいろいろな性質があることが理解できました。
ただ、実際に脳や心を効果的に動かすためには、理解するだけではなく、脳や心のプロセスを観察することが大事だといっています。
これは、メタ認知とかマインドフルネスとか呼ばれていますが、要するに「自分自身を観察する」ことです。
私たちが日々生きているモードには2つのモードがあるそうです。
ひとつめは、物語回路優位のモード。
ふたつめは、直接経験優位のモード。
物語回路とは、これまでの経験や知識、それと外界から入ってくる情報を加え、さらに自分自身のフィルターを通して解釈したうえで、浮かぶ考えを駆動する回路のことです。
たとえば、なんか暑いなーと感じたときに(外界からの情報)、いまは4月だという情報とか、半袖のシャツはどこにしまったかな?とか土曜日に冬服をしまう時間はあるかな?など、自分の中で繋がっている経験や知識によって、どんどん考えが駆動していくような状態です。
直接経験とは、いま現在、リアルタイムで互換に入ってくる情報を感じることです。
たとえば、暑いと感じているか寒いと感じているか、身体ののどこの部分が特に暑いか、足の指先が地面のどこに触れているか、どんな音が聞こえるかなどですね。
私たちは普段、無意識でこの物語回路と直接経験を切り替えながら生きていますが、切り替わったことを認識できることが脳の働きを最大化するためにとても大事だそうです。
これまで見てきた考え方も、気が散っている状態、行き詰まっている状態など、自分の脳を観察して状態を把握するからこそ対処が取れます。そもそも現状が把握できてなかったら対処のしようがないですよね。
自分自身の頭と心の状態を把握するためにも、物語回路と直接経験の切り替わりを感じること。いわゆるマインドフルネス文脈の瞑想というのはそういう訓練なので、やはりマインドフルネスのエクササイズは、集中力を向上さえるためにとても良さそうです。
瞑想については何度もチャレンジしては挫折してきたのですが、集中力を上げて物事をおこなうためには、自分の脳と心の状態をできるだけ正確に把握する必要があるので、生産性のために取り組んでみようと思いました。