『ヤバい集中力』という本を読み直しています。
名著『しあわせ仮説』のなかでは象と象使いと表現されていたいわゆる本能と理性のような性質ですが、『ヤバい集中力』では獣と調教師というメタファーで書かれています。
獣と調教師のそれぞれを上手にコントロールすることでヤバい集中力を発揮することができ、本書ではそれぞれを制御するためのライフハックがたくさん紹介されています。
今回は、指示的セルフトークというテーマについて紹介してみたいと思います。
指示的セルフトークとは、獣をコントロールするためのテクニックのひとつで、その名の通り「ひとりごと」を使って集中力を高めます。
「やればできる!」「今日は最高の調子だ!」みたいな自分を持ち上げるセルフトークは使わないのがポイントで、作業中にするべきことを言葉に変えるのがポイントとのことです。
具体的には、以下のような質問をすることがおすすめされています。
- なぜ集中力が落ちたのか? 作業が難しいからか? それとも何かにジャマをされたからか? 集中力が落ちた原因を解決する方法はないか?
- 自分は目の前の作業を楽しめているだろうか? もし楽しめていないなら、その原因はなんだろうか?
- 大量の情報に混乱していないだろうか? もし混乱があるなら、大量の情報から重要なものを見抜く方法はないだろうか?
- 目の前の作業を達成するために、他のリソースは使えないだろうか? そのリソースを得るために何ができるだろうか?
- この作業でもっとも困難なポイントはどこだろうか? 困難なポイントに対して、違うアプローチはで きないだろうか?
- もっとも理解ができないポイントはどこだろうか?
- 集中できない問題について、他者のサポートを受ける必要はあるだろうか?
- 自分がどこで悩んでいるのかは明確になっているだろうか? 明確でないなら、どうすればもっとクリアにできるだろうか?
- いまの作業の難易度は正しいだろうか? 難しすぎないだろうか? それとも簡単すぎではないか?
- 作業への興味を沸き立たせる方法はないだろうか?
これらの質問は、実際に教育科学の世界で学生の成績向上のために使われていて効果が出ているものとのことです。
確かに集中できずにモヤモヤ考えているとき、これらの問いを頭に浮かべれば具体的な行動につながりそうです。
すぐに効果が出そうなテクニックなので、さっそっく印刷して、机の前に貼っておこうと思います。
カノひとりごとで集中力を研ぎ澄まそう!
