『1時間の仕事を15分で終わらせる』を読んでいます。
今回は、コンディションのボトルネックを解消する力「持久力」について紹介します。
このブログでは何度も言及していますが、いくら仕事の進め方を最適化したとしても、土台になる気力や体力が充実していないと上に何をのせてもまったく意味がありません。
この章では、コンディション関する3つのボトルネックとその解消法について紹介します。
リスクを見極めて、先手を打つ
不安にとらわれてしまうと目の前の仕事に集中できず、スピードも質も何もかもが下がってしまいます。このように「不安があって集中できない」ボトルネックへの解消法は、心配事のタネをすべて可視化し、対応方法まで決めておくことです。
どんなに対策しても心配事は出てきてしまうもの。であれば、それを前提に付き合っていくだけで見えない不安と戦わずに済むのでかなり頭はすっきりします。
本書では、以下のようなリスク評価マトリクスというツールが紹介されています。

この洗い出された不安に対して、次の4つの対応方針まで決めておきます。
対応1 やめる … 不安を感じることをキッパリとやめてしまう
対応2 放置する … 影響度が低いものはすぐに対応せず、発生確率が上がっていないかをタイミングを決めて確認する
対応3 織り込む … 発生確率が高いものは、起きたときの行動をあらかじめ決めておく
対応4 共有する … あらかじめ上司や関係する人に不安要素を伝えて対応を考えてもらったり、自分よりうまくできそうな人に任せる
こうしておくだけで、不安を脳から外に出すだけでかなりすっきりした気持ちになり、いいコンディションで仕事ができます。
モチベーションに頼らない工夫を凝らす
やる気≒モチベーションは、上がったり下がったりしてコントロールしづらいです。このように「モチベーションに頼らない」ボトルネックへの解消法は「出だしを丁寧にすること」だそうです。
出だしを丁寧にすることで、気持ちが整い、徐々にやる気が芽生えてくるとのこと。確かに言われてみればイメージはわきますが、モチベーション文脈でこういうアプローチははじめて見たので新鮮でした。
また、モチベーションに頼らない仕組みを作るということも書かれています。
チェックリストやテンプレートを作り、どんなにやる気が出なくても、仕事に一定のクオリティが出るようにしておき、いつでも80点以上の生産性を出せるようにしておくというものです。
自分なりのリラックス法を持つ
仕事のスピードや質は、なんだかんだいってもベースになる体力があってこそです。このように「すぐ疲れてしまう」ボトルネックへの解消法は、意外に思いますが、緩めることだそうです。
鍛える方面に行きがちですが、実は鍛える前に緩めることで、余計な緊張や力みがなくなり、集中力につながるそうです。本書では、岩盤ホットヨガやボイストレーニングが紹介されていました。
食事に関しても書かれています。考える作業が多い日は眠くならないように炭水化物を抜いているそうです。
その他にも、モチベーションとはなにか? コミットメントやキャリアとの違いなど、本質的なところから説明があってかなり納得度が高かったので、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
「どんな悪い状況でも成果の出る仕組み作り」大事!