『1時間の仕事を15分で終わらせる』を読んでいます。
今回は、アウトプットのボトルネックを解消する力「突破力」について紹介します。
自分一人で素早く、クオリティの高い仕事ができたとしても、それを周囲の人々が受け入れて、動いてもらわなければ仕事は完了しません。これまでやってきた仕事を「成果」に変える力と、周囲を巻き込んで進めていく力が、「突破力」とのことです。
確かに生産性を100倍にしても、まわりの人が動いてくれないと仕事は進まないですよね。
この記事では、突破力のうち2つのポイントを紹介してみたいと思います。
利害関係者の影響力と姿勢を押さえる
「まわりの協力が得られない」ボトルネックの解消法は、利害関係者のきちんと把握することです。
利害関係者を把握し、どのように伝えるかを工夫するために、本書では「利害関係者マップ」というツールを紹介しています。
「利害関係者マップ」とは自分がやりたいことに対して、縦軸に関係者が持つ「影響力」、横軸には賛成・中立・反対などの「姿勢」をとり、関係者をこの二軸でマッピングするというものです。

このように利害関係者を洗い出したら、それぞれ人に以下のように対応します。

これは便利ですね!
個人的な経験をふりかえっても、この図のような感じでうまく対応できているケースももちろんありましたが、いつも一貫してできているかあやしいところも多々あります。
こういうツールがあれば、コミュニケーションのやりかたに一貫性がでて成功確率もあがっていくので、明らかに突破力につながりそうですね。さっそく使ってみたいと思います。
アウトプットを説明するのではなく、アウトカムを伝える
「伝わらない」ボトルネックへの解消法は、アウトプットを説明するのではなく、アウトカムで伝えることです。
アウトプットとアウトカムの違いは次の通りです。
アウトプット … 仕事を通じて実際につくり出したもの
アウトカム … つくり出したものによって発生した効果やよい状態
自分の仕事は完了しているにもかかわらず、相手に受け入れてもらえないのは悲しいですよね。
伝え方を効率化して関係者との不要な衝突をなくし、相手に受け入れてもらえる力が突破力につながります。
その他にも、会議時間の設計や、マイルストンと信頼残高を意識してコミュニケーションのステップを減らす方法など、即効性のある参考になる内容がたくさんあったので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
次は、コンディションのボトルネックを解消する「自給力」について紹介していきます。
利害関係者を押さえて、正しく伝える!